私たちの誇りである、大切な文化財の『荘川桜』を紹介させていただきます。
この『荘川桜』は巨桜で雄姿の素晴らしさもさることながら、当時水没から老桜を守り、移植に協力した人々の純粋な行為が、今では失われつつある[自然の大切さ、物への愛情 ・ 尊さ]を、改めて教えてくれる私たちの大切な宝なのです。
御母衣湖畔中野展望台にたっている2本の巨桜は、樹齢500余年といわれ、いずれもアズマヒガンザクラです。いまは湖底に沈む中野照蓮寺および光輪寺の境内にあったもので、村人にながく親しまれてきた想い出の桜です。
昭和34年の晩秋、ダム建設中にこの地を訪れた電源開発株式会社の初代総裁高碕達之助氏がこの巨桜が湖底に沈むのをこよなく愛惜し、桜に関して詳しい笹部新太郎翁の協力を得て、移植することを思い立った。電発会社もこれに協力し、大々的に移植工事が進められ、昭和35年12月に完了し、翌春見事に花を咲かせました。
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